【余談】1月、悪夢の神保町花月から早8ヶ月。大好きなカリカとつかささんの演出をもってしても納得行かなかったあの作品のおかげで、私は最初の最初で「この会場で舞台を観よう」という気持ちを捨てた。が、先週、3,4年前から気になっていたザ・パンチ主演の神保町花月が決まり、これは行かねばと最前列で鑑賞。「そうだよなぁ〜。これでいいんだよなぁ〜。」と思える、緩くて楽しい芸人芝居を観てきた。今日は1月の悪夢を吹っ切った状態で神保町花月に目指すことになる。ありがとう!そして、『マーメイド』を取った後で、プラン9を脱退したつかささんの旗揚げ公演があるということを知る。私は「神保町花月に【ほんまもん】が来る!」と日記内でも大喜びした。喜び勇んで先行確保。B列下手側の席。文句はない。ってか、どこでも良かったの、ホントに・・・だって、プランをやめてまでつかささんがやろうとした最初の姿を東京で観られるんだもの。それだけで私には充分の価値があった。ちなみに、無知な私は奈須さんを存じ上げませんでした。元々吉本にいらしたそうなのですが、小劇場界に転身されたそうな。「機が熟した」ということなんでしょうか。再びつかささんとタッグを組むことになったわけでございます。へぇ〜。←自分で。
今日は40分頃に到着。(少し早めに駅についたので駅付近をフラフラしてみた。今度友人と来たときに食事する場所とか考えながら・・・。)座席につく。チラシを見る。アレ?Confettiが入ってるじゃん。やっぱり演劇界の人がいるからなのかな?なのに昭和島ウォーカーのフライヤーは入っていなかった。なんでだ?あっ、コレ観て、昭和島すっげぇ楽しみになった。石田さんも土佐さんも味のあるおもれー役者さんだったから。たーのーむー、いい席くれよなぁーっ!!(←すでに確保済み。)
19:00過ぎ開演。20:50終演。(芝居は40分ごろ。)
レポ前に少しここで言っておきますと・・・非常に面白い舞台!!!もうね、感想書くのが今楽しくてしょうがないの。もう、言葉にならないんじゃないかなってぐらい楽しいの。神保町クラスでは群を抜いてるんじゃないかな?いや、レベルが明らかに違うでしょう。演劇として充分に面白い作品。だからといってそこにある笑いがウソくさくなく、普通の芸人がやる舞台よりもはるかに笑える作品。勘違いで構成するテイストはどこにでも観るようなモノではあるのだけど、それがムリクリという感じでなく、自然と不自然が交わっていく気がした。勘違い作品という意味ではPiperのバカ親子2作が印象として強いのだけど、あれに負けないぐらいの傑作だったと思う。神保町クラスにして、この完成度・・・はっきり言って、ここでやるにはもったいない作品。プランを抜けた結果としてこんな作品が魅せてもらえるなら大歓迎ではないか。嬉しくて泣きそうだった。この『スイッチ』はDVDにしても充分楽しい作品だと思う。1月に観たあのムリクリな勘違い芝居・・・どっか行け!とホンキで思うよ。
※下記、ネタバレはいります。不快は各自でスルースルー。【アフタートーク】なかなか出てこないので、拍手がやや弱くなるが、全員登場してアフタートーク。
今公演(東京では)2日目。今日は奈須さんがボロボロだったという話から始まる。「よくカんでたなぁ」と攻撃されるが、「そうですか?」と笑顔(笑)オープニングでしくじってしまった奈須さん。立っちゃいけないところで中途ハンパに立っちゃったんだって。気づかなかったぁーっ。皆気づいていたのだけど、奈須さんには言わず。「誰も言わないから気づかれなかったと思ってた」という奈須さんに、「先輩だから言えなかったんですよ。」とまたも攻撃されていた。綾部くん(だか清水さん)には「いっつも台本読んでるんですよ。」と暴露され、つかささんも「そうそう、もう本番始まってんのになぁ〜。どうすんねんって思ってる。」と言われてしまう。奈須さんは「いや、面白い本だなぁっと思って・・・」とボケ。つかささんから「あんたが書いた本やん。」とツッコまれる。また、ニワトリ姿でオレンジ色の薄暗い光の中で台本チェックしてるから、「ホントに卵あっためるニワトリみたい」と笑われていた。綾部くんには「奈須さんは台本読んでばっかりだからオープニングでも遅いんですよ。」と怒られる。石田さんと綾部くんは「遅いですよねぇ」と顔を見合わせ、思いっきり「出番ですよ」と壁を叩いて知らせるそうな(笑)とにかく奈須さん攻撃をする後輩達・・・なんだかすっごい楽しそうな空気だった。先輩だの後輩だの言ってるのに、そこにギスギスした感じがなくて、観てて素直に楽しめる雰囲気。
「顔がハグキ」「ハグキに顔がついてる」といじられる石田さん。つかささんから「ヨーロッパ企画にはヨーロッパ企画の中の戦いがあるんだよね。」とフられたお2人。土佐さんのまわりを石田さんが台車でぐるり一周するシーンのことだ。あれはねぇ〜、最強の可笑しさだった。石田さんが最後に振り返るのがたまらなく可笑しかったの。そこをつかささんも食いついていて、すごく嬉しくなった。(そうなの、そこなのーって♪)いかに笑わないようにするかが土佐さんの使命なのだけど、「今日はダメでした。笑っちゃった。」とポロリ。つかささんにしたらあのシーンはすっごい可笑しいらしく、「あれってリハーサルよりも近くなってるよなぁ。もうスレスレでしょ。」と。スレスレっつーか完全にあたりながら回ってるから全員大笑い。
清水さんはつかささんを「モーガン・フリーマン」と呼んでるらしい。衣装のそばには竹内力の写真を置き、鏡の前にはモーガン・フリーマンの写真を飾っておくそうな。「タペストリー」ですって(笑)「『似てる似てる』言うねん。どこが?!あの人黒い、オレ白い。あの人デカい、オレ小さい。挙句に『モーガンスズキーマン』言うねんで」と可笑しな会話が続く・・・ところが会場がやや置いてけぼり。「なんで、楽屋コントをここに持ち出すねん!」と怒り出すつかささん。「フったのはあいつや」と言われた綾部くんは笑顔で聞き流し、横で聞いていた奈須さんは「あぁ、それ言うんや・・・と思った」と笑われ、清水さんに至っては「だって鈴木さんが言ってほしそうだったし」と(笑)「もう鈴木さんとはずーっと一緒だから」と言いつつ、真横を向き、「もっと楽しそうにせぇーや!」と、そこまで一切口を開かなかった又吉くんにフってくれた。こういうのって嬉しいことだよなぁ・・・ちゃんと全員に目が行き届いてるというか。タイミング的にもバッチリだし。そう言われた又吉くんは「いや、それずーっと楽屋で聞いてますから」といつもどーりな感じ(爆)綾部くんからはフォローが入る。「セリフ覚えるのが大変だったんですよ。昨日朝4時まで打ち上げだったんですけど、こいつ、台本持ってそのまま消えましたからね。」と。又吉くんのマジメさに関しては、奈須さんも「1人でここの2Fで頑張ってるもんね。」とおっしゃっていた。そんな又吉くん、昨日はセリフの「パッカパッカ」が言えなくて大変だったらしい。一度は「カッパカッパ」になってしまうほど・・・今日は言えたものの、慌てた「パッカパッカ」になってしまったそうだ。綾部くんからは「すっごい早く言ってたよね。」とツッコまれていた。
ホントに終始楽しそうな7人でございました。
5人がはけてから、最後に奈須さんとつかささんが中央でご挨拶。
大拍手の中、『スイッチ』2日目は終演となりました・・・。
※下記、ネタバレありの観劇レポ。・・・と言いたいところなのだけど、楽しくってさ、書きたいこといっぱいありすぎてさ、わっかんないのね。だからあえてここは「ザックリ」と・・・
【全体感想】OPまで30分。前フリとしては長いかな?と思えるほどにOPまでの時間があった。そこまできてしまうと、OPがジャマになるんじゃないかなとすら思えるほどに・・・けれど、一切そんな感じはしなかった。だって・・・サークルSのテイストを緩めにしたような感じなんだもん。すっげぇ泣きそうになった。各人の動きとしてはやや単調ながら、もしかしたらあの単調さが逆に難しいんじゃないかと思える歩みのとり方。1人1人を紹介する時間としては神保町にて毎度思う長さなのだけど、これはOPとしてしっかり魅せてくれているから長く感じない。むしろ最初からムダを感じない。セットのベルトコンベア(もどき)の使い方も簡素で良い!ただ・・・ただ・・・しいて言うならば、この舞台は狭すぎる。もうちょっとだけ、あと少しだけ広いと、もっと動きも紹介方法としても見栄えがいいのになぁ・・・(とどうすることもできない、会場的なグチを言ってみた。)
お話として、一言で言うならば「関西愛甲会を抜けようとするヤクザと、コスどガ(コスプレ・同人誌・ガンマニア)愛好会のオタク集団の勘違い合戦から生まれる友情」・・・かな?当然接点などなく、どちらも真逆の位置での裏にいる。その両サイドの勘違いたるや、まぁー、絶妙な交わり方で面白いの。そしてこの話のどこに「人はいかにして変わるのか?変わろうとするのか?その真剣な努力は、おもしろい」というこの公演のふれ文句がシンクロするのだろうと思わせるほどに、可笑しな可笑しな展開を見せていく。
笑いとしてはズルいぐらいのキャラの良さとバツグンなテンポ。それは役者・芸人の枠なく、全員がそれぞれに笑いのパンチをかます。冒頭の≪渡辺≫≪松岡≫のやり取りはそれこそ「ザ・お芝居!」な感じなのだけど、その直後(又吉くん登場)から中盤にかけては笑い一色。ヤクザのコワさがオタクの奇妙な空気に飲まれていく空間がなんとも可笑しい。それでいて勘違いがわかったところからは、ヤクザの言うセリフ・オタクが言うセリフ、どちらにも芝居上で納得できる言葉が各所に響き、ちょっぴり涙すらも誘われそうになる。そこからの急展開は「なるほど〜」「あぁ〜」「うんうん」「うっきゃっきゃ」と観てる側を納得させながら面白さを感じさせてくれた。暗転の使い方も必要最低限に抑えてくれて、その場面転換の簡素なところが、芝居を一切崩すことなくて、両方で行われてる可笑しな勘違いがスーっと頭に入ってくるようだった。この話の展開として筋の通ったヤクザの世界を強くラストに持ち込んでくれたのもピシっと決まっていた。だから胸くそ悪さも一切ない。ってか気持ちいい。1年後のアレもきっちりオチになってて各人の【変わり方】がとても面白かった。最後の最後の又吉くんのアレはね読めるよね。だけどそれが残念なオチじゃないの。あぁ、この舞台終わりなんだなぁって思いはあれど・・・。だけど、あの現象で、その先には楽しい7人の姿が見えるような気がして、改めて一連のストーリーに無駄がないなって思えた。
ケチつけようがないです・・・あっ、別にいつもケチつけたくて感想書いてるわけじゃないけれど。面白かった〜。楽しかったぁ〜。なんかすっごい面白い作品に出逢ったなって気がする。これは当然、「大劇場クラスの演劇と並べても」・・・って意味じゃないよ。でも、誰がなんと言おうが、私としては非常に満足できる作品でした。
【個々感想】つかささん:渡辺(ヤクザ・兄貴)竹内力を思わせる風貌にて登場。もうそれだけで泣きそうだったの・・・芝居をするつかささんを観るのは・・・多分2年ぶり。タバコをふかすときの渋さがかっちょよかった。吐く煙が照明のせいで緑なのが気になったけど。役柄上、真顔であの空間に溶け込んでるのがとにかく可笑しかった。だけどラストのラストまで一切キャラが崩れなくて、可笑しい反面とにかくかっこよかった。対人恐怖症の≪大谷≫(綾部くん)へのあのセリフ、好きだなぁ・・・。説得力の効果としては強い強い。あと≪ニワトリン≫(奈須さん)への言葉も。けじめのつけ方はそれぞれ世界によって違うけど、どちらの言い分もその世界を現してるわけで。どんな相手であってもそこに存在する筋の通し方がとにかくステキだった。ただ、1箇所とんでもないところでカんだ時にはヒヤっとした・・・けどそこはプロだね。誰もそこで笑わないし、芝居が崩れることもない。いやはや、終始かっこよかった。
清水さん:松岡(ヤクザ)お名前だけではわかりませんでした・・・どっかで観た顔だってずーっと思ってたんだけど、途中で気づいた。そうか!!フロントストーリーの子か!!!すっごいしっくりする役だった。最初のあの小学生の給食がびみょ〜で可笑しかった。あの会場の凍った空気(笑)チャオズの赤い頬がね、1年後のシーンで赤さが残っちゃってるのが逆に良かった。なんかその薄い赤がキャラの威圧感を流してくれるかのよう。別に計算した赤さじゃないんだろうけど。つかささん同様、真顔(というかコワい表情)であの空間にいるのがなんとも面白い。それでいて、≪渡辺≫との上下関係における強い絆はどちらもかっこよかった・・・。それを最後まで突き通してかたぎになる・・・くぅ〜、芝居がしまってるねぇ〜。
奈須さん:浅田(オタク1)か、か、かわいい・・・初めて生の姿を観たのだけどなんかすっごい可愛い人でした。えっ?でも≪愛甲≫の声もやってるんだよね。すげーっ!!全く違うじゃん!!!小劇場界って、ホント器用な人が多いよなぁ・・・つくづく思う。それはそうと、≪ニワトリン≫のほんわかしたおもろい存在感と、あの心に響くような言葉のギャップはなんなんだろう。この公演の面白ポイントの1つだ。死すらも覚悟する≪渡辺≫たちを止めるあの強い意思、いったいどこから湧き出てくるんだろう。親にすら自分のやってる小さなことを言えない男が、ヤクザの落とし前に口挟むってありえない状況なのだけど、それがこの場の光景としてオカしくないんだよなぁ。いいシーンがいっぱいだった・・・あの格好なのに(笑)1年後の時に「≪ヤキトリン≫」って間違っちゃったのははっきりわかって可笑しかった。彼の立場におけるオチを先言った!みたいな勢い(爆)彼にとってその存在は変わらねど、彼なりの明るい光が見えて気持ちよいキャラだった。
石田さん:稲田(オタク2)役者さんということを忘れてしまうほど可笑しい兄ちゃんだった。なんだろう・・・終始ズルいテンション(爆)「○○氏」のセリフが似合うこと似合うこと。ティッシュのくだりのあのきしょさは天才的だったし、ドラ○○んのような使えねぇーグリンピース手にもひっくり返った。スイッチいじるときの使えなさなんて手のピーク(笑)「緑化!!」の決めポーズも可笑しすぎるし、機械で四角くされそうになったときのあのテンションもきしょくておもれー!!自転車のない自転車青年にも大笑い。台車を楽しそうに操りながらの、土佐さんとのシーンも強烈。ベネズエラのやり取りのくだらなさも最強だったし、この人が中心にいるときはいつも異常に可笑しくてまいりました。唯一、一切感動のないキャラだった(笑)←最大級の褒め言葉のつもり。
綾部くん:大谷(オタク3)異色の2人に比べ、比較的フツーに笑える格好での登場だった。だけど・・・セロリのくだりの可笑しさったら・・・又吉くんのシーンにも響くだけに可笑しかった。きっと≪平仲≫がお土産を彼に出したらあんな顔するんだろうなぁって思えて。あのダンディのしつこさも可笑しかったし、また、ひとり芝居でのあの動きとセリフ(爆)綾部くんらしい見事な切れ味の動きで、そのムダさ加減が最高!!!≪西村≫をみたときのあのテンション急降下も可笑しかったし、あの格好が2人並ぶと笑いとして脅威だね(笑)そんな笑いもあれど、やはり≪渡辺≫へのセリフはすっごくよかったなぁ・・・「あなたが死んだらボクらは泣きます」のあそこ・・・。あんだけくだらない動きやってたとは思えない。この後のくだりから、しっかり≪大谷≫の未来につながる展開が気持ちよかった。いやはや、忙しい中でこれだけこの作品に自らを浸透させてきたピースにはホント「アッパレ!!!」と言いたい。
土佐さん:西村(??)←内緒
OPまで登場せず、OPにてアレ?と思ったのだけど、明転後に登場したときには「綾部くんと同じ格好じゃん!!」と最初っから可笑しくなった。ダンディ要素を間違って、そのまま走る土佐さん・・・可笑しい。徐々におかしな言葉に変化してくから更に可笑しい。あと「絶対西村」ってのが妙にツボだった。又吉くんの九州訛りが合っているのか私にはわからないのだけど、そこに入り込む土佐さんの間違った言葉が可笑しかった。つかささんたちの演じるヤクザと違って、醸しだす空気がちょっと違った。その理由がわかる終盤の展開はそれまでのこの人の空気が頭の中で流れていくようだった。
又吉くん:平仲(オタク4)まずTシャツが可笑しかった。真剣勝負だっけか?その後のダウンジャケットの「筋肉や!」も可笑しかったし、オリジナルソングをバックに意味不明な動きを連発する姿も可笑しかった。ワンパターンなセリフでもそこに又吉くんらしい色が入るからそれだけでも面白い。マジメ顔の土佐さんを相手にどこまでもオタクっぷり全開で暴走する姿がたまらん。≪西村≫への勘違いの可笑しさはとにかくハンパなかった。セロリのくだりは笑いこけたし、「ダンディを言わなさ加減」への怒りも。又吉くんのハマり方も天才的に面白かったのだ。この人はどのシーンも可笑しかった。あのタイミングでの銃発砲・・・空気の読めなさとしても天才的キャラだった。結局この男が流れに1番沿った形の未来になったんではないかな。『ジョジョに奇妙な冒険』だっけ?そのくだらなさ、天下一品。ってか、目指してるのってそっち系の漫画だったんだ(笑)しっかし、九州弁を交えたセリフをこの短期間で覚えるのってきっと大変だったと思うよ・・・4時から台本持って消える男・・・その努力家な又吉くんには頭がさがります。
ホントは全員の絡みを込みで感想を書きたいところなのだけど、mixiでは10,000文字の壁があるのと、それら詳細を垂れ流しちゃ申し訳ないのでやめておきます。
******************************いくらなんでも大劇場の芝居と比較しようとは思いません。が、神保町クラスとして考えればもったいないぐらい面白い作品でした。ホントはアンケートを書きたかったのだけどやめた・・・だってどう書いていいのかわからなかったんだもん。面白過ぎて。結局、こんな中身のない感想しか書けなくて・・・申し訳ないです。妙に褒めすぎな気もするし・・・。だけど面白かったんだもん、私は。
「てっぺんで逢おうぜ」・・・か・・・。かっこいいな、この人たちは。ここが演劇のてっぺんかどうかは私にはわからないけれど、今日観たつかささんの舞台は、お笑い芸人の域は確実に超えてくれていると思います。そういう意味では充分に「てっぺん」ではないかな?と思えるの。今、KKP#5初演を観たときと同じ感覚・・・私が演劇を観るようになったきっかけになったアレと同じ感覚。もっといろんなお芝居観たいなぁって心から思えたの。あの時のような爽快感とは違うのだけど、あの時にはなかった大笑いって要素が加わって、更にもっと観たいって気がしてきたの。楽しいなぁ〜。ホント楽しい。
ただ・・・神保町花月でやるには、これはもったいないです・・・ホント。ひいては、神保町花月にてこんな完成度が求められているのか不安です。感覚としては神保町花月は『マーメイド』ぐらいの楽しさでいいのかもしれないなぁって思えるから。ファンが楽しめればそれでいい・・・みたいな。『スイッチ』は明らかにそのラインを超えてます。やっぱり演劇に本格的に携わってる人とそうでない人の作品には確実に越えられない壁があるのかもしれないなぁ〜。うーん、大丈夫なのか?この感覚・・・。神保町花月に気持ち奪われすぎじゃない?それにさ、不安はこれだけじゃないの。この作品を基準に考えると、次回行く『籠の城』・・・コワいなぁ・・・って。ガクっときそう。大丈夫かな。
それはそうと、奈須さん×つかささんの次回作はぜひとも違うところでやってほしいと思います。久々に思えたもん・・・「全公演行きたかったな」って。正直思います。プランを脱退したときはショックだったけど、こういう作品を魅せてくれるならなんにも悲しくない。むしろ、どっちにとって良い選択だったと。
今年は演劇・お笑いライブ合わせていくつの舞台を観ただろう。だけど、コレは2008年私の中のベスト10内には確実に入れたいな。
次回出没は明日のコントバトル。そして次週はプランコントライブ。
いろんな意味で楽しみだ・・・。